私たちは、切削加工によるパーツを製造・販売するメーカーとして、昭和49年の創業以来、川越に生産拠点を置いて活動してきました。自動化かつ複合切削にこだわりながら、「お客様のお役に立つこと」を第一に考えて取り組んでまいりました。
日本が量を追い求めた高度経済成長期には、精密パーツを大量・安価・タイムリーに製造・供給できたことが、豊かな生活づくりの力になったと自負しています。多くのお客様に長年、製品を供給し続けてこられたことがその証だと思っています。
しかし、私たちの生活環境やお客様のニーズは、常に変化し続けています。量の時代から、いまは、高品質で、より便利さ、多機能なものが求められ、その要求は国内だけにとどまらず、国外も含めたグローバルな領域に及んでいます。さらに最近は、環境に対する配慮も欠かせません。この時代に当社は、今まで築き上げてきた大切なお客様との関係を更に深めるべく、新しい価値を創造していくことを惜しみません。「ものづくりでお役に立ちたい」ということから創業し、「なんでも自分たちで切り開く」という根強い精神のもと、お客様の困りごとから、専用加工機・特殊工具・検査機・組立てなどにもチャレンジし、築き上げてきました。
私たちは、お客様にとっての価値やベネフィットを創りながら、地域・社会に貢献していきたいと考えています。まだお会いしていない「未来のお客様」も遠慮なく、私たちに相談してください。必ず、お客様の期待を上回るよう、あきらめずに努めてまいります。当社の経営理念「匠創り 人づくり」の人づくりを基点に川越から世界へ発信することを実現し、お客様に「なくてはならない会社」と言ってもらえることが、私たちの心からの願いです。
会社概要
会社名 | 株式会社大川製作所 Okawa Industry Co.,Ltd. |
所在地 | 〒350-1138 埼玉県川越市中台元町1-15-20 TEL 049-244-1604 |
海外生産拠点 | 中国工場(蘇州) |
創立日 | 1974年1月 |
資本金 | 3,000万円 |
info@okawa-in.co.jp | |
代表者 | 代表取締役 大川 博 |
従業員 | 45名 |
事業内容 | 精密部品複合切削加工製造・販売 |
主要製品 | 自動制御機器部品・空圧機器部品 音響機器部品・医療機器部品 光学機器部品 など |
沿革
2007年 | ISO9001認証取得 「彩の国工場」認定 |
1976年 | ディーゼルエンジン部品の量産化 カム式自動旋盤(11台) 浄水器部品製造開始 |
1979年 | 株式会社大川製作所設立 |
1985年 | 第一工場新築 |
1986年 | CNC自動旋盤機導入 |
1987年 | 自動制御機器部品加工増産 精度・品質の向上、スピード化 |
1991年 | CNC旋盤設備の充実化を図る |
1992年 | 第二工場増築 |
2006年 | CNC機 35台 |
2008年 | ISO14001認証取得 |
2011年 | 中国生産事業展開へ |
DXへの想い
日本の製造業はあらゆる課題に直面しています。ローコストで生産可能な新興国の台頭や、少子高齢化による人材不足などに直面している中、DX(デジタルトランスフォーメーション)※という言葉がキーワードとなっています。近年IT技術が進歩し、開発コストの最適化や技術のデータ化が容易となったと共に、DXという言葉が広まりました。また、2021年9月にデジタル庁が発足したことからも、日本全体でDXを推進する機運が高まっています。
当社は創業から40年以上、当社の経営理念である「匠創り 人づくり」に従い、従業員一人一人を「匠」まで育て上げ、お客様のニーズに応えて参りました。しかし近年、お客様のニーズは大きく変化しており、高品質で、より便利・多機能なものが求められ、その要求は国内だけにとどまらず、国外も含めたグローバルな領域に及んでいます。
先に述べた課題を解決するだけでなく、「SDGs(持続可能な開発目標)」といった社会的要請、日々変わるお客様のニーズに応え続けるためにも、私たちもDXに取り組んで参ります。
※DXとは
『企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。』(経済産業省(DX推進ガイドライン)より)
具体的な取り組み
DXへの第一歩として、デジタル技術を駆使しこれまで培ってきた技術・職人技を標準化することによって、下記4点を実現します。
1.高品質な製品の安定供給
不良品発生率を減らし、再現性を向上させることで、当社が製造する高品質な製品を安定してお客様に供給します。
2.次世代への技術承継
技術・職人技を標準化することで、匠技術を更なる先の世代へ継承します。
3.SDGsへの貢献
生産性向上をはかり従業員の働きがい向上や、エネルギーや資源の浪費を低減させることで、社会的要請としてのSDGsへ貢献します。
4.グローバル領域への対応
日本本社工場で構築した標準化された技術や高品質な生産・短納期の仕組みを、AI・IoTを取り入れた連携により海外工場でも実現します。
組織図
埼玉県SDGsパートナー登録
私たちは、埼玉県SDGsパートナーとして、登録証を拝受しました。 これからも地域社会に必要とされる企業を目指し、取り組んで参ります。 今後とも、よろしくお願い申し上げます。
工場内管理全般
作業効率の改善、難易度の高い技術製品への挑戦
家庭菜園、日本酒ラベル収集
営業
常に感謝の気持ちを持ち、お客様のお役に立つという気概でチャレンジしていきます。仲間とともに自社の魅力を高め、その魅力をお客様へ伝えていきます。
野球(子供と少年野球チームで一緒に汗を流しています)
工場内管理全般
作業効率の改善、難易度の高い技術製品への挑戦
家庭菜園、日本酒ラベル収集
製造課管理全般、技術を磨く、機械段取り
全力投球すること!
美味しいものを食べる、きれいな景色を見に行く、機械式時計に詳しい
掲載:埼玉新聞
2007年11月8日